CASE STUDY 製品開発事例
実際の製品開発の事例をご紹介いたします。
DEVELOPMENT PROCESS 製品開発工程
40周年記念の記念品の企画製作を、社内企画コンペで決定し
デザイン、設計、製作、量産の全てを社内でつくりあげました。
その工程をご紹介いたします。
01 | 企画・構想
企画を社内から募り、ラフイメージも添えて提出された10案の中から投票で企画を採用します。全社員が参加し採用決定したのは、女性チームが提案した「小型マルチオープナー」でした。
02 | デザイン
企画コンセプトを踏まえ、構造・信頼性・生産性などの諸条件を考慮した上で、想定される基本操作の検討を行い、デザインをします。試作を行うための設計の準備段階となります。
03 | 設計
カラーや材質、実際の設計図面をもとに3Dデータを作成します。設計CAD上で剛性解析・振動解析・流動解析を行い、評価や改善を測ります。
04 | 試作・3Dプリント
目的に応じた様々な製法で短期間低コストで試作品を製作しています。
今回は十数種類の試作部品を3Dプリンターで出力し、組み立てて、実際の操作・耐久性を評価しました。企画コンセプトと、コストに応じた機能を踏まえて仕様を精査していきます。
05 | 金型
出来上がった製品データから金型設計を行い、実際の製作までを行います。小型とはいえこれだけの金型が必要になります。
06 | 量産
各部品の品質チェックを行いOKとなれば、射出成形で量産します。手作業で組み立てて最終の動作チェックを行います。
07 | ASSY・梱包
今回の「小型マルチオープナー」は複数のパーツが一体化したASSYとして一つになり完成です。組み立てて梱包し、40周年の記念品としてお客様や取引先の皆さんの元へお届けすることができました。