PPS射出成形・切削加工ならお任せください！

弊社は、PPS（ポリフェニレンサルファイド）の射出成形および切削加工を得意としています。試作段階から中量生産の射出成形までの一貫生産が可能です。量産フェーズに移行する際の金型に関するノウハウも保有しているため、スムーズな試作から量産への移行を可能としています。

PPS材質の特性と活用

PPS材質は、耐熱性、耐薬品性、機械強度に優れ、自動車部品、半導体関連部品、電子機器部品など、幅広い産業で採用されています。当社では、PPSが持つ優れた特性を最大限に引き出す高精度の加工技術を有しています。

PPS材質特性表

項目	特性値・性質
耐熱性	長期使用温度約200℃、短期最大260℃
耐薬品性	酸・アルカリ・有機溶剤に対する優れた耐性
機械強度	高強度・高剛性
難燃性	UL94 V-0 相当の高難燃性
寸法安定性	吸水率が極めて低く高寸法安定性

PPSの加工が難しい理由

PPSはその特性ゆえに、加工時に温度管理や収縮率のコントロールが非常に難しい素材です。射出成形時には金型温度や射出速度を厳密に制御しないと、製品に歪みやクラックなどが生じる可能性があります。また、切削加工においても、素材が硬く加工時の摩耗が激しいため、専用工具の使用や細かな加工条件の設定が求められます。

PPSの試作から量産まで一貫対応

精密部品の開発をスピーディーかつ高品質に実現

当社では、PPS樹脂を使用した精密部品の射出成形において、試作から量産までの一貫対応体制を整えています。複雑な形状や高精度が求められる製品も、短納期かつ安定した品質で提供可能です。

また、量産前の試作段階では、切削加工による高精度な試作品の製作にも対応。少量・多品種のご要望にも柔軟かつ迅速にお応えできる体制を整えており、開発段階から量産立ち上げまで、お客様のニーズに最適なソリューションを提供します。

PPS射出成形・切削加工に関するお悩みやご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。貴社の課題解決を全面的にサポートいたします。